ロゴのアイデアのつくり方〜アブダクションを活用する
ブランドのロゴマークを作るときには、ブランドアイデンティティーを反映したデザインでなければなりません。 ですから、ブランドアイディンティティの構築にはデザイナーも積極的に関わり、アウトプットされた様々な要素をメモし、そのディテイルを視覚化するのです。 近年、アイデアの思考法として、アブダクションという言葉があります。 これは演繹法と帰納法を掛け合わせ高速回転する思考方法です。 これがまさにロゴのアイデアにも活用できます。 まずブランドアイデンティティを構築する際にアウトプットされた様々な要素を念頭に、その ...
ラフスケッチはブレストだ
ロゴを作成するとき、まずコンセプトのもととなる言語をかき集め、そこから抽象的な意識をラフ(カタチ)に変換し、より選別しながら具体的な落とし込みを経て、最終的な細部の調整といった感じで精度を上げ作られていきます。 この最初の作業、ラフスケッチを描くプロセスですが、これはあらゆる方向性を探りながらいくつもデザインを描くわけです。方向性と数のモガキです。会議でいうブレストのようなものです。 ラフ案の描き方はいろいろなHPや書籍などでも紹介されていると思いますが、実際のラフはあんなに整ったものではありません。 大 ...