ブランディング

D2C オンラインの勝ち組“2割”に入る方法

コロナ禍で、多くの小売店が急いでオンライン化を進めました。

しかし、もうそこにはすでに先行しているオンラインを得意とする会社が存在し、比較対象にされてただ顧客を奪われるだけになっているのが現状だと思います。

オンラインでは、より如実に強者と弱者が浮き彫りになり、弱者は徹底的に敗北者となってしまいます。

これを抜け出す必要な鍵は、まずひとつがブランディング。
二つ目はデジタルエクスペリエンスの構築。
そして三つめが顧客でなくファンをつくる戦略になります。

いわゆるD2Cの戦略です。

D2Cは「Direct to Consumer」の略で、消費者に対して製品を直接的に販売するというビジネスモデルのことをいいます。ブランドサイトの立ち上げから顧客への情報発信、広告、マーケティング、購入まで全てがデジタルで完結しているので、まさにオンラインに特化したブランディング戦略といえます。

では、具体的にどんな戦略となるか、少し話を変えて説明してみます。

私たちは情報が欲しいとき、グーグルで検索します。

しかし、検索をしてトップにでてくるのはアドセンスの広告で、その下に出てくるのはアフィリエイターの記事、ブログやまとめサイトがほとんどです。アフィ目的は本当にその人がそれをいいと思っている記事かわからない・・・情報の信頼度は落ちてきているように感じます。

本当に欲しい情報はどこにあるのでしょうか?

そこで現在では、SNSの中で検索をしたり、youtube内で検索をし、信頼できる発信者から情報を探し出すことが増えてきているのです。もうすでに検索の方法は変化しているということです。

毎日送られてくるDMに対して返信はおろか見もしない人がほとんどかと思いますが、友人のラインならすぐに返信する。

個々のつながりならコミュニケーションは取れるが、全体にきた情報にはもう魅力はないのです。

その人にとって、何が必要なのかという個々にたいするコミュニケーションをすることがとても大切なのです。

信頼している人や(会社)があり、そこが発信しているものを情報の価値として信じる。

人や企業の個としての信頼性がもっとも大事になるのです。

話を戻します。

D2Cはこの顧客一人ひとりに合わせた最適なメッセージを投げかける戦略なのです。

そのために、オンライン上で体験の場をつくること(デジタルエクスペリエンスの構築)、そして体験を得た顧客のニーズに、欲しいタイミングで、ぴったりの商品を提案する(顧客でなくファンつくる戦略)。

顧客の体験は、購入するその瞬間だけではなく、買う前、買う直前、買う瞬間、買った後、再び買おうとする時と、一連の流れの中で体験があります。

顧客の体験を最大化するならば、その中でコミュニケーションをどれだけ取れるかを設計し、顧客体験において瞬間、瞬間における適切な手法を折り重ねて、コミュニケーションの総量と質を引き上げることで、顧客づくりからファンづくりへと関係性を進化させることが重要なのです。

ひとことでD2C戦略といっても、業態によって様々なパターンと戦略があります。そしてその構築は簡単にできるものではありません。しかし、ここで今取り掛からなければ、オンラインの世界では生き残る道はないといえるでしょう。

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