デザイン

ラフスケッチはブレストだ

ロゴを作成するとき、まずコンセプトのもととなる言語をかき集め、そこから抽象的な意識をラフ(カタチ)に変換し、より選別しながら具体的な落とし込みを経て、最終的な細部の調整といった感じで精度を上げ作られていきます。

この最初の作業、ラフスケッチを描くプロセスですが、これはあらゆる方向性を探りながらいくつもデザインを描くわけです。方向性と数のモガキです。会議でいうブレストのようなものです。

ラフ案の描き方はいろいろなHPや書籍などでも紹介されていると思いますが、実際のラフはあんなに整ったものではありません。
大きく描いてみたり、斜めに描いてみたり、小さくえがえいてみたり、抽象的に描いてみたり、太い線や細い線で描いてみたり、同じようなものをいくつもえがいてみたり、いわゆるブレインストーミングを紙上でやる感じで、とても人にお見せるレベルのものではないのです。
もちろん、クライアントにみせるものではありませんし、そう思って描くと(意識が綺麗に描くことにいってしまうため)良いアイデアが出にくくなります。

ディティールを固めるより先にこういった思考の抽象化を線に落とし込んでいくのがラフスケッチといえるでしょう。

その際に気をつけないといけないのは、必ず白い紙を使用することです。

間違っても大学ノートにラフスケッチしてはいけません。そこに印刷されている罫線自体がもうすでにデザインとなって、アイデアの邪魔をするからです。

水平垂直、大きさなどのバランスに規制がない真っ白な用紙でないと、良いアイデアは出てこないものです。

また数案でラフを終えてしまうと、最初に描いた案がそこそこ良かったので、よしコレでいこう!と思いがちです。

ですが、私の経験から1番目が最もよかったということは一度もありません。

あなたがプロを目指すのであれば、最初に浮かぶ案は必ず超えることが必須です。最低100案描いてみましょう。それでも、でるかでないか?それがアイデアというものです。

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