ブランディング

残された唯一の道

あなたの好きな商品のブランドをひとつ思い浮かべてみてください。

そのブランドの商品と同機能だけど好きではないブランドの商品を思い浮かべてください。

 

その好きではないブランドの商品も、あなたはひょっとしたら値段が安いから買っているのかもしれません。

では、その好きではないブランドの商品が好きなブランドの商品と同じ価格であれば、買うでしょうか?

 

機能的に格段に劣っているわけでもない好きではないブランドの商品と好きなブランドの商品。

その違いは何でしょうか?

 

人はその商品の生産コストだけにお金を払っているわけではない、のがわかっていだけたかと思います。

それこそが、ブランドのもつ付加価値になります。

 

マーケットを分析し、独自の付加価値を探る作業、そしてそれを顧客となる消費者へ意図的に訴求し、コントロールし続けること。これがブランドがもつ企業や商品の価値になります。

 

私たちは、このブランデイングが作り出した価値を無意識下で理解し、商品やサービスを選別し、消費しているわけです。

 

「安く、品質の良いものを作る=必ず売れる」という工場生産的な思考は、たくさんモノを必要としていたマーケットであればよかったのかもしれませんが、今後少子化で数の消費はみこまれず、AIの導入や低賃金で安く、品質も上がってきている海外製品。価格競争力でも圧倒的に不利になるであろう日本製品においては、まったく通用しません。

 

まずは己を見つめなおし、いまある商品やサービス、技術や人材において、マーケットに価値を提供できることは他にないのか?付加価値を探し、考えるべきです。そして、それをブランディングすることが、価格競争のレッドオーシャンから抜け出す、唯一の生き残りの道だと思います。

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